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L.R.Baggs
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L.R.Baggs
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定価
¥249,900(本体価格¥238,000)

AR-1を使いこなす
■VUメーターを使ったゲインの設定
  インプットの隣のgainノブは、3つの違う機能を兼用しています。このノブは、1/4インチインプット(ギターケーブル用)のインプット・ゲイン、XLRインプット(マイクロフォンケーブル用)のインプット・ゲインを調節し、さらにマスタボリューム以前のアンプ内シグナルレベルを設定します。

チャンネルごとのゲインは、それぞれのインプットに楽器またはマイクをつないで設定します。設定している間はミュートしておくほうが良いでしょう。演奏しながら、最大音量にしたい箇所を確認して下さい。(ゲインを正しく設定する前は、演奏中の最大音量の時に、音のひずみが聞こえることがあります)。

演奏しながら、ゲイン・コントロールを右回りの方向に回していき、VUメーターの針がピークで0dBのマークのあたりを指すように調整します。最も高いピークで0dBを少し超えるぐらいが、理想的なレベルです。VUメータを使うことで、楽器ごとの適切なゲインを設定でき、アンプから最高のパフォーマンスを引き出す事ができます。
■スプリング・リバーブを最大限に得る
  アンプ内蔵のスプリング・リバーブは、シンプルかつ簡単に良い音が得られます。見た目の通りノブを回せばリバーブ効果が得られます。一般に、スチール弦ギターでは微かなリバーブ、ナイロン弦ギターでは深いリバーブが使われます。好みに応じて設定してください。

リバーブの正しい使用法とアンプ内での動作を理解するために、どうぞ、以下の2つをお読みください。

*スプリング・リバーブとアンプへの衝撃についての重要な注意
スプリング・リバーブとデジタル・リバーブの違いは、スプリング・リバーブが、アンプ内で実際に浮かせたスプリングを使い、空間反響効果を機械的に作っている事です。つまりギター等の入力信号がスプリングを振動させることでリバーブが生み出されます。しかし、リバーブが振動によって作られている為、アクシデントによる振動でも同じことになります。もし、リバーブを使っている時に、アンプを強打するか、蹴ると、リバーブ・スプリングの音がすることがあります。アンプの移動や置き直しをする時は、常にアンプの電源をオフにすることをお勧めします。またアンプの使用中、特にスプリング・リバーブを使っている時は、倒れたりぶつかったりしない位置にアンプを置くようにしてください。

チャンネル・ミュートではリバーブ自体をミュートしません。リバーブをオフにするには、リバーブ・コントロールを下げてください。

*リバーブ・コントロールについての重要なお知らせ
通常のアンプでは、リバーブノブは一つであり、すべてのチャンネルで同じ量のリバーブが掛かります。より微調整できるタイプでは、チャンネルごとのリバーブノブとマスター・リバーブノブを持つものもあります。私達は、乱雑さを避けるためにマスターノブは作らず、各チャンネルごとのリバーブコントロールを設置しました。この方式では、Ch1上のリバーブ・レベルとCh2上のリバーブ・レベルの間で、わずかな程度の相互干渉は避けられません。

これは、1つのチャンネルでリバーブを設定した後に、2つ目のチャンネルでリバーブを設定すると、最初のチャンネルのリバーブがほんの少し変化するという事を意味します。多くの場合で、心配には当たらないほんのわずかな変化ですので、私たちは、使い勝手の良さを優先することにしました。しかし、2チャンネル両方のリバーブの量を微調整する時には、これに注意して下さい。
■EFXループの使用
  アンプの背面にあるEFXループは、チャンネル個別のエフェクト・ループです。ラック・エフェクト・ユニット、フットペダル、チューナーなどの外部エフェクト機器をチャンネルごとに接続できます。標準のモノラル・ギターケーブルを使って“send”ジャックと外部エフェクト機器のインプットをつなぎ、外部エフェクト機器のアウトプットと同じチャンネルの “return”ジャックをつなぎます。

エフェクト機器のアウトプットを大きくしすぎて、アンプの“return”インプットに過負荷をかけないようにして下さい。ラック機器やペダルによっては、インプットとアウトプットのヴォリューム・レベルを持っています。アンプからエフェクト機器へ行く信号とエフェクト機器からアンプへ戻る信号が、ほぼ同じレベルであるように、レベルを調節して下さい。エフェクト機器を挿入した時としない時を比較して、ボリュームが大きすぎたり小さすぎたりしていないかを確認することで、正しく調整できます。

EFXループはチャンネル別のシグナル経路の間に組み込まれていますが、ケーブルが“リターン”ジャックに差し込まれるまで、信号は中断されません。したがってチャンネル個別のライン・アウトが必要であれば、この個別のエフェクト・ループのセンドからメインの信号経路とは別に取り出せます。

エフェクト・ループの3番目の使用法としては、ローインピーダンスの、高い出力を持つ機材の信号を、アンプのEQと入力回路をバイパスして直接信号の経路に送ることができます。リターンジャックのみを使うことで、通常のインプットからの信号が切断されて、リターンジャックからの信号が優先します。しかし通常この種の信号は、AUXインプットから入力します。

注:アンプ内の信号経路の概略は、ブロック図のセクションをご参照ください。
■ファントム・パワーの使い方
  注:ファントム・パワー・ボタンを操作する時は、常にチャンネルをミュートし、ゲインを落とすか、マスタボリュームをオフにして下さい。

このアンプのファントムパワーは2系統あります。一つはXLRインプットにおける+48V電源で、もう一つは1/4インチのインプットにおける+9Vの“プルアップ”電源です。それぞれのチャンネルは、それ自身のファントム・パワー・スイッチを持っています。

XLRインプットにおける+48Vのファントムパワーは、外部電源を必要としているコンデンサーマイクに電力を供給できます。その他、L.R.BaggsのPara Acoustic D.I.の電源としても使えます。2つの6.8Kの抵抗を通して供給される+48Vは、業界標準の出力で、ファントムパワーを必要としないマイクであっても、ほぼダメージはありません。ただしすべてのマイクに対してダメージが無いとは言い切れませんので、使用の前に、マイクのスペックをご確認ください。ファントム・パワーによる機材の損害は保証できませんので、ご注意ください。

9Vプルアップパワーは+48Vと違うタイプのファントムパワーであり、FET作動のマイクや、L.R.Baggsバッファのジャックなどで使われるようにの先端部です。接続する機器の仕様をチェックして、正しく使えるかを調べて下さい。

警告:もしアクティブプリアンプに接続する場合は、確実にファントム・パワーがオフであることを確認してください。+9Vパワーは、アクティブ・プリアンプにダメージをあたえる可能性があります。L.R.Baggsでは、ファントム・パワーによる機材の損害は保証できませんので、ご注意ください。
■フットスイッチの使い方
  フットスイッチのアウトプットは、標準のコントロール用フットスイッチで、両方のチャンネルをミュートできるよう設計されており、チューニング時などで使えます。フットスイッチを押すと、両方のチャンネルが同時にミュートされます。フットスイッチによるミュート時は、ミュートLEDが点灯し、両方のチャンネルがミュートされることを示します。もしアンプ側の操作でミュート状態になっている場合、フットスイッチを押してもミュートは解除できません。逆もまた同様です。フットスイッチまたはアンプのミュートボタンのどちらかを使って下さい。
フットスイッチは、通常のギター用プラグをもったペダルで、プラグの端子同士をショートするようにデザインされたものであれば使用できます。端子がショート時に、信号はミュートされます。入力信号はフットスイッチ内を通る訳ではなく、これは、単なるリモートコントロールです。したがってフットスイッチのケーブルの品質と長さは重要ではありません。スピーカーケーブルのようなシールドされていないケーブルでも使う事が出来ます。

フットスイッチのジャックは入出力端子ではありませんので、他の機器のアウトプットあるいはインプットとは接続しないで下さい。フットペダル専用です。
■アンプの連結/デイジーチェーン
  ステージや野外など大きな場所で演奏する時など、より広い範囲への音の拡散や大音量が必要な場合は、このアンプを2台以上リンクして接続することができます。これは、ステレオにするという意味ではありません(下記ステレオについてを参照)。アンプ同士は、モノラルで接続され、一台がメイン・コントロールとして作動します。このアンプはそれを簡単にできるようになっています。この“デージーチェーン”モードの中でアンプを動かす主要な利点は、一台のアンプでゲイン、EQ、リバーブなどのすべてコントロールし、2台目のアンプの音量も最初のアンプでコントロールできることです。

セットアップは以下の通りです。2台のアコースティック・アンプあるいは、1台のアンプと別のパワードモニターを準備します。アンプのラインアウトジャックの横にある、"pre/post master"と書かれたプッシュボタンがあります。通常、このボタンはpre masterになっており、マスターボリュームの音量とは関係なくライン・アウト出力を取り出すことができるようになっています。しかし、ボタンを押して“in”にすることで、ライン・アウトの音量は、アンプのスピーカーの音量と連動します。

標準のギターケーブルを使って、このライン・アウトの出力を2番目のパワーアンプの“aux in”に、無ければチャンネル・インプットにつなぎます。そして2台目のアンプのauxレベルコントロールとマスター・ヴォリュームを調整して、全体のバランスを調整します。一度セットしてしまえば、ミュート、ゲイン、リバーブ、EQ、エフェクト・ループ等に加え、2台目のアンプの音量も一台目のアンプでコントロールできます。

ステレオについて
もしステレオで2つのアンプを動かしたいのであれば、モノラルインプットからステレオシグナルを作成するエフェクト機材を使う必要があります。または、標準のミキサーを使ってもよいでしょう。ステレオアウトの「左」と「右」それぞれをアンプのaux in場合によってはinputに接続して下さい。そうすれば、非常によいステレオPAになります。ステレオセットアップでの音も素晴らしいの、ぜひ試してみて下さい。
■D.I.アウトの特徴
  D.I.アウトには有効的な2つの機能が組み込まれています。

一つ目はDIアウト右側のグランドリフトスイッチです。これは2つの機器(ミキサーと接続するなど)が接続された場合に起こりえるグラウンド・ループ・ハムノイズを取り除くことに役立ちます。経験上、グランド・リフト・スイッチで半数は解決します。もしグラウンド・ループの解決にひどく時間を使わされているなら、市場にある多種のグランドループを解決するための専用機材を試してみる方が良いでしょう。グラウンド・ループは最終的に建物の中の配線またはPAのセットアップの結果であり、このグラウンド・リフトで解決できる範囲を越えているかもしれません。リフト設定にすると、100nFのコンデンサーと150オームの抵抗が通ります。

二つ目は、D.I.アウト左側のpre/postスイッチです。これでDIアウトプットにどの信号を送るかを選べます。プッシュ・ボタンが出ている状態がpreで、DIアウトの信号は、完全に素のままです。インプット後のゲインのみで、EQ、エフェクト・ループ、リバーブ、ノッチなどは通っていません。スイッチを押してpostにすると、EQ、エフェクト・ループ、リバーブ、ノッチなどを通った信号がDIアウトに送られます。マスターボリュームはDIアウトに影響しません。ミュートスイッチは、preとpost両方で有効です。
■スピーカー・リミッター
  このアコースティック・アンプは、スピーカーを守るために、リミッターを内蔵しています。リミッターは、完全にクリーンなため、正常な演奏状態では判りません。音量を上げていった時に約106dB以上にならないよう働くだけです。リミッターが効き始めると、マスターヴォリューム横のLEDが点灯し始めます。

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